楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

秀吉の茶の湯は凄いかも?

茶道となれば、まずは利休となりますよね!茶の湯を確立したのですから、私もそれは納得しています。

でも、秀吉のオッサンが凄く気になるんですよね!

派手好きだとか、成金モードでみられていますが、茶の湯に関しても相当の数寄者ではないのかな?と思うのです。

その訳は、秀吉の現存する持ち物なんです。甲冑、拵、陣羽織、書状など、どれをとっても美的センスアリアリなんです。

時の最高権力者ですから、利休の美学を認めていなかったら、利休自体の存在が無くなるでしょ!

利休の存在があるということは、その利休の美学を分かる目があったということになってしまう。ここで背理法は可笑しいかな?

とにかく、茶の湯に関して北野の茶会とか、吉野山の茶会とかは秀吉の出番ですが、それ以外は秀吉の茶に関しては情報が無さ過ぎですよね!

でも、前述の秀吉の持ち物は、どれも見事!

金の茶室は有名だけど、大阪城しかり、石垣城しかり、必ず西の丸には草庵を作っている秀吉。

秀吉の茶はどんな茶の湯だったんでしょうかね!

このオヤジは利休より、秀吉オヤジの茶の湯を見てみたいです。

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