楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

恋愛と同じの胸キューン茶碗!

皆さんは自分の楽茶碗は持っていますか?

その茶碗をただ持っているだけで、また茶道のお稽古に使っているだけではなく、好きを超えて「愛していますか?」

良い茶碗は段々とその良さが分って来るんですよ!

男女間でも、ふと仕草や言葉にホの字なる時があるでしよ!そんな感じ!

茶碗の凹みやキズだと今まで思っていたことが、実は自分の認識が甘かっただけで、立派な意図が見えた時などです。

その気付きが何度も来ると、その茶碗にメロメロですよ!

どうでも好きなようにしてぇー!て言う感じ。

まぁ、このオヤジは一応男ですので、グッと抱きしめるのが適切な表現なんですけど、そんな感じです。

まだ分かりにくい?

分かりました。ではまた違う例を!

今まで何人かとキスをしてきたと仮定します。あくまでも仮定ですよ!

ある時、違う人とキスをしたら、何か「キューン」なんてことはありませんでした?

それと同じです。要はどれだけ茶碗に触れるかなんです。

自分で古い茶碗を持っていなければ、茶道具店、美術商に行って、触り勝ですので、ドンドン触りに触って来てください。

茶碗の触り方と挨拶だけはしっかりとすれば、触らせてくれます。

何百万円でも臆してはダメですよ!
値段なんか、需要と供給により決まる指数です。

その指数なんか気にせず、タダの茶碗として触って来てください。

いつか、必ず「キューン」となる茶碗にめぐり会うときが来ます。

ものに出来る出来無いは考えないでね!
恋愛と同じだから。

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