楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

光悦の意匠は?

光悦の工芸作品はたくさんありますよね!

その殆どが刀と関係しています。直接的でなはくて、意匠です。

例えば、国宝茶碗の「不二山」。この茶碗の側面は日本刀の身(刃)と中茎(手持ちの部分)の境目の空気感が茶碗の側面に意匠として表現されています。

重文の黒楽茶碗「雨曇」の口縁部分は刀の波紋である「箱」が表現。

色紙では各所の「沸」や「匂い」を表現しています。

どれだけ刀が好きだったんでしょうね!

光悦寺の「光悦垣」。

皆さんは、その「光悦垣」に何を見ますか?

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