楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

久々に感動した芸術作品

今日は日曜日なので、フラフラネットサーフィンを楽しんでいたら、今井繁三郎と言う画家の画像を見たら、絵の才能は全く無い私ですが、その筆先のタッチの繊細さや思うままに描かれた描写には、恐れ入りました。

これぞ芸術です。

私を含め、物を作り出す者に取っては売れなければ話になりません。

しかし、マーケットを意識すればするほど、自分の思考の自由さは失われて行き、自分の生きざまが嫌になって来ます。

芸術とは生活とは一致せず、全く別の世界観で動いていきます。

前にも話しましたが、バイオリンで有名なストラデュバリ。

同じアマティの弟子だったのに、ストラデュバリは名声とお金を得て、もう一人の弟子であるグァルネリは貧乏。

でも、両者はバイオリンでは共に名器を作り上げました。

生活と芸術が一致することもあります。

それは、人々が認めたか、またたまたま有名になったかだと思います。

そんな芸術の世界ですが、前述の画家は思うままに、自分の描きたいものを描くと言う意気込みがありありと筆先のタッチやら色彩に現れていて、久々に芸術とは何かを教えられた感じです。

具象画から抽象画までありとあらゆる作品があるたいですが、是非絵画に興味がある人は検索してみてください。

私は半身像を描いた作品を見て感動しましたが、皆さんはどうかな?

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