ハート形の茶碗が赤楽茶碗になるように!
今日はハート形の茶碗の黄土塗りです。
少し渋めの赤を出したいので、京都黄土に稲荷山黄土を一味入れる予定です。
黄土は本当にやっかいな土なんですよ。
十分に乳鉢で摺ってから水でのばしますが、濃いと塗りにくいし、また薄いとなかなか定着しません。
そうそう、黄土塗りの仕方は、始めは茶碗の外側からですよ!
外側を塗ってから、茶碗の内側を塗ります。絶対に逆はダメです。
内側から塗ると、茶碗が水分で膨張して茶碗にヒビが入ります。
だから、必ず始めは茶碗の外側から始めてくださいね!
塗りの回数は三度位です。あまり厚く塗ると、胎土との定着が悪くなり、剥離を起こしてしまいます。
重ね塗りの注意点としては、手に黄土が付かなくなったら塗ってくださいね!