昨夜、相棒が自分で取ってきた竹で茶杓を作り、その茶杓にて茶を飲みました。
本人いわく、「蟻腰はまだ出来ない!難しい!」と。
自作の茶杓はまだ洗練されていないと言うか、怖さが感じられない茶杓でしたが、青々と立木していた竹から、相棒の作りたいというだけの無心な時の流れの最終地点がここにある!ということに、まだ無骨な茶杓でしたが、趣を感じた次第です。
茶道具店には既に曲げてある茶杓になる竹が売っています。
しかし、相棒はあえて山に向かいました。
この努力並びに行動は茶杓の前にある茶杓の姿です。
それがなければ、形だけの茶杓にすぎません!