楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

自分なりのポリシー!

昨日、ある方から電気窯を無償で頂きました。有り難いことです。

その窯は、窯の内部は25×25センチですが、外径は70×70センチもあります。

窯の熱がいっさい外に出ない構造の窯でした。日本らしいと言えば日本らしいですが、窯自体は本来熱いものなので、そこまで完璧にする必要性はないのではないか?と思ってしまうオヤジです。

なぜなら、危険性を感じない窯だからです。

窯は火や電気を使います。だからいつも危険は隣り合わせです。

その認識が薄れることは良くないとおもうんです。危ないものは危なくていいんです。

そこから人間は知恵や認識が研ぎ澄まされ、どんなことにも対処出来るのではないでしょうか!

でも、新しい技術や材料は否定はしません。

私も耐熱材料で今は飛んでいないスペースシャトルのボディーに使う素材を使うことがあります。

良いものは進んで使う!しかし、基本は忘れない!そんなポリシーでこれからも進めたいと考えています。

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