楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

電車の中でも変なオヤジです。

悩む、悩む、悩む。

釉薬焼成方法を考える時は、一日中考えています。妄想状態です。

仮定の連続なんです。仮定しては、やっぱりダメかぁ~!こうしたら!ダメだぁ~!の連続。

いくら考えてもダメな時もあれば、先ほどのように新しい赤楽の方法の可能性があるかも?なんて急に思い付くこともあります。

いろいろ経験を積むと、ある種のアルゴリズムができるんです。でもこのアルゴリズムが既存の方法では時間短縮化できるメリットはあるんですが、ディメリットも実はあります。

そのディメリットとは、新しいアイデアや浮かんでも、その既成のアルゴリズムにより、大体が「無理だ!」と言う経験則で答が出てしまうことなんです。

だから、いつも、自分のアルゴリズム外の発想をしなければならないんです。

そうは言っても、長年毎日考えて来たことですから、新しいアイデアなんてなかなか出てきません。

でも、いつも考えてはダメかぁ~!の繰り返しなんです。

電車の中で目だけはキョロキョロ!まるで不信人物です。(不信てこの字でいいのかな?)

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