楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

素焼きには電気窯があった方が便利かな?

電気窯は有ればとても便利です。茶碗の素焼きにいちいち炭で焚いていたら、茶碗製作師は勤まりません。

でも、七輪を使っても素焼きは可能なんです。まだ途中ですがYouTubeにそのニュアンスだけの動画はアップ済みです。

もっと効率的に素焼きをおこないたい方は、やはり小型の電気窯をおすすめします。

小型の電気窯と言えども、金額は20万円前後してしまいます。

なので、自作すれば良いと思います。

私も自作電気窯です。

まず基本的なことですが、専用電源は必要なんです!

専用電源と言っても難しくはありません。ここは自分ではできませんが、良く自宅にあるクーラーは専用のコンセントがありますよね!

クーラーだけ使うためのコンセントです。

同じように電気窯を使うには、それだけに使用する専用コンセントが必要なんです。何故ならば1300W位消費電力があるために「蛸足配線」は絶対に禁止です。

この専用配線は電気屋さんに頼めば1万円位で可能かと思います。

そして電気窯本体は、発泡耐熱耐火レンガを使います。このレンガは名の如くスポンジみたいな見た目の白いレンガです。

スポンジのように小さな穴だらけでとても軽いレンガです。

炎には弱いですが、炎が出ない電気窯では良い窯材料です。

あと必要なのは、電熱線と可変抵抗スイッチ、通電していることを示すパイロットランプ、耐熱皮膜の電線です。

最終チェック用に携帯電流計は必要です。

大変なことは、電熱線のコイル巻き位かな?

あと、素焼きの全くの初心者は温度計は必要かもしれませんね!

でも、窯の中を見て、茶碗が暗赤色になったら窯のスイッチを切れば、大体素焼きはオーケーなんですけどね!

これで、予算は2~3万円位で出来てしまいます。

ホームページが出来たら、電気窯の作り方も詳しく載せますからね!

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