楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

寒い季節の始まり

お早うございます!
なんか、もう冬ですよねぇ~!

こんな時期から寒いなんて言っていたら、一月や二月はどうなるやら。

この位の季節から楽茶碗の製作は辛くなります。

製作している時は寒い!

窯焚きしたら熱いの季節が始まるんです。

気温は10度としたら、窯の近くで作業する窯焚きは、窯が黒楽だと1100度位になるでしょ!

その気温差が、1000度位あることになるんです。

この温度差が案外辛いんです。

焼いている時は真剣だし、熱いので汗が出ます。

焼き終わると、その体が段々に冷えて湯冷めしたような感じになるんです。

また、製作中は空気が乾燥しているので、製作は案外スムーズに進みます。

でも、製作中の茶碗が冷たいんです。気だけは、「どんな作品にしようかなぁ!」なんて考えてはいるんですが、茶碗をなかなか触るのを躊躇する時もあるんです。

だって、茶碗を触ると「ぞくぞくっ!」ってするから。

温かい部屋で仕事したぁ~い!と思う季節の始まりです!
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