楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

良い茶碗を焼くためにはリスクはつきもの!

明日は、新しい赤楽茶碗の焼成テストに入ります。

成功すれば、日曜日に焼く納品のハート形赤楽茶碗に使用するためです。

今回の挑戦は、以前にこのブログでも書きましたが、釉薬の上に再度黄土を施すという今までにない施釉方法です。

全く成功する確率は分かりませんが、無難な方法では、何も進みませんので頑張ります。

でも、動画撮影だけは勘弁してくださいね!そんな余裕はないのでね!

でも、成功したら必ず写真を撮って報告はします。

月曜日の納品ギリギリですが、また本番の茶碗は話したように、手に持ったと感じるように、そして寒くなりますから茶が冷めないように少し高台周りを厚くしています。

でも、高台に重心が集まると、とても重く感じてしまうために、高台周りは深く削りを入れています。

しかし、そのために乾燥時や焼成時に収縮なよる負荷がよりかかるために、高台内にヒビが入る可能性も大なんです。

でも、安全な茶碗は無難茶碗となり、味わいがないんです。

だから挑戦は良い茶碗を作るためにはしょうがない道なんです。

頑張りますからね!

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