挑戦した赤楽をYoutubeにアップしました
前回挑戦した赤楽茶碗をYoutubeにアップしました。
今までの赤楽では、茶碗製作後に黄土化粧を施してから乾燥させ素焼きし、その後に上薬にて施釉して焼成しますが、今回の茶碗は上薬の施釉薬後に新たに黄土を施すという挑戦茶碗でした。
この前にもこの茶碗の結果については触れましたが、可能性はあると考えます。
その可能性とは、上釉の下の黄土発色と上釉の上の黄土発色とのコントラストが出るからです。
同じ黄土なのに?と思われるかもしれませんが、黄土は不思議なもので、ちょっとした状況の違いで発色が違います。
この発色の違いが表現に使える訳なんです。
どの様に使うかといえば、茶碗の表情を決める茶碗正面の意匠などです。
ムラムラさせたり、また釉薬が垂れているように表現したりすることが可能です。
時間があった時に、またこの方法でチャレンジしてみたいと思っています。