楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

「アフリカの陶芸はなめたらいけません!」

2日前のブログでも話しましたが、アフリカの陶器作りには、衝撃をまだ受けています。

陶器全般を頑張っている相棒と電話でも話しましたが、日本の陶芸界が雛壇に上がっている様じゃ、話になりません。

アフリカでは、ただのオバサンが壺の破片をロクロ代わりにして、自分が作品の周りを回って作ってしまうんですから、その技術たるもの並みではないのです。

相棒ともはなしましたが、この技術を何とか撮影して、誰でも出来る技術にしたいと夢が広がります。

例えば、やきものの歴史では、日本が一番世界で歴史があります。

中国だと誤解されていますが、実は日本が一番古くて、現在1万2000
年前~1万6000年前まで遡る可能性もあると言われているんです。

勿論、やきものとは縄文土器となります。

この縄文土器は、余り日の目を浴びませんが、焼くのは大変なんですよ!

「野焼き」で焼きますが、破損なしで焼くのは本当に難しいのです。

以前どこかの埋蔵センターで焼成実験をしましたが、大きい縄文土器は破損したそうです。

でも、アフリカでは映像で見る限りは破損無し。

凄い技術なんです!

中でも凄いのは、焼いている最中に上から水をかけてしまうんですよ!

多分還元にするためでしょうが、凄い経験則から生まれた技術です。

これから、いろいろ実験を重ねて、簡単に出来る方法をあみだしたら、皆さんに紹介していきますね!
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