楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

バタバタしていましたが、

日曜、月曜はバタバタしていて、全くブログを書けませんでした。

今日もまだ夜まではバタバタしていますが、深夜にはやっと時間が出来るので、先日話した紀伊尾張家から発掘されたお庭焼の楽窯を動画編集してYouTubeにアップしようと考えています。

大分前に復元して使用していた窯ですので、当時の記録写真がどの位残っているかが不安ですが、残っている記録で編集出来ればと。

この窯はお話ししたように、錦窯と良くにており、緒方乾山も同等の窯をつかっていたと思います。

その根拠は、乾山の窯跡から発見された内窯と類似しているからです。

赤楽茶碗は自然吸気による炭の焼成で、黒楽を焼成する場合はフイゴを使用するタイプの窯です。

この窯のイメージは直径30センチで高さが40センチ位の円柱形です。外窯の厚さは1~2センチもない薄型なので、あまり耐久性はありません。

窯は焼成時は膨張し、焼成後は収縮しますので、すぐヒビが入ってしまうんですよ!

ですから、外窯の周りには針金を巻きますが、それでも無数にヒビが入り出すと使用出来なくなってしまいます。

そんな窯ですが、深夜頑張ってみようと思います。

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