七輪のコーティングを剥がす作業を兼ねて燃焼を学ぶ!
七輪のことで注意事項がありました。
新しい七輪は何か分かりませんが全体をコーティングしてあるようで、そのコーティングが燃焼するまで、相当嫌な匂いがします。
ですので、換気には十部配慮してください!
七輪を慣らすために、空焚きしても良いと思います。
単なる空焚きでは終わらず、炭がどのように燃えて行くかを学ぶにも良いです。
自然吸気での炭の燃焼。
そして、ほんの軽くドライヤーでの送風での粘土を見るのです。
ドライヤーの送風でも、盛んに燃焼するのは、どのくらい七輪な近づけたらなるのか?
ほどよく燃焼させるにはどのくらいで丁度良いのか?などドライヤーから七輪の吸入口までの距離感を把握して、燃焼効果を頭に叩き込んでください!
本番での楽茶碗の焼きに於いては、内部の炭の燃焼は見れません。
なので、コーティングを無くす作業を兼ねながら、ドライヤーの送風を調節しながら、燃焼効果を学ぶことは良いとおもいます。
炭の量ですが、まず火起こしにて、火起こしに軽めの山盛りの炭切りした炭に火を起こし、七輪に入れてください!
火ばさみにて、七輪の底に均等に炭をならし、その炭が全体に真っ赤になるまで、しっかり待ちます。
もし、自然吸気で燃焼が下がるようであれば、軽くドライヤーで吸気口から送風してください!
全体に火が廻ったら、この作業を「火床を作る」と言います。
この火床がしっかり出来ていないうちに、炭を七輪に加えてしまうと、燃え盛るところと、そうでない場所ができてしまうので、良い茶碗は焼けません。
ですから火床はしっかり作ってください。
火床が完成したら、七輪の内部の容積の半分位まで切り炭を加えてください。
加えてから、燃焼を促すためにドライヤーであおってはいげせん!
加えた炭が暖まるまではドライヤーで送風を送るとしても、本当にフゥーと軽くです。(フイゴでも全く同じ)
加えた炭が暖まり燃焼をしだしたら、また、燃焼の様子を絶えず目視しながら、送風量を変えていろいろ実験してみてください。
七輪のコーティングは一回位では抜けませんが、どのように七輪内部で燃焼し、また炎をただ激しく燃焼さすのではなく、コントロールしながら燃焼させるかをしっかり学んでください!
茶碗をすぐ焼きたいとは思いますが、この練習をするかしないかで、先が違いますから頑張ってください!