楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗の釉薬作りに必要な石臼について

今日は大寒。とても寒いですね!

今日の話題は、石臼についての説明です。

石臼は加茂川石などの原料を微細な粉にするために使用しますが、現代で石臼なんてなかなか入手は難しいと思います。

なので、ネット等で安価なそば用の石臼を使ってください!

5000円位で入手可能だと思います。

石臼のコツはまず左回転で回します。
これは石臼の鉄則です!

次には、速く回してはいけません!ゆっくりゴリゴリ、ゴリゴリと言う感じで回します。

細かく砕いた石(直径2ミリ位)を少しずつ穴から落として回します。

たくさん一気に入れてはいけません!
少しずつ細かくなった物が出てきます。

それを集めては、また穴から入れては回すの繰返しをして、石臼から粉が出なくなったら出来上がりとなります。

石臼のメンテナンスについては、個人使用であれば、普通に使っても一年間は大丈夫だと思います。

上の臼を外して目を確認し、目が無くなっていたら、ネットで石臼の石目と検索すれば、どの様に目が作られているか分かりますので、バンドグラインターにダイヤモンドカッターの刃を付けて削り出せばまた使えます。

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