楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

茶碗の見込について話します。

茶碗の見込についてオヤジの感覚を書いてみようと思います。

見込には「茶巾擦り」とか「茶筅擦り」、そして「茶溜り」などと各部の名称や形状などがありますが、もっと基本的なことを話します。

まず、見込で一番大事なことは、おおらかに広く見えなくてはなりません。

要は、外見から見る茶碗より、見込内分が広く見えなくてはいけないと言うことです。

これは二つの意味があります。

第一には、見込に広がりがあると、おおらかに茶を嗜む気持ちにさせてくれます。

次には、茶が立てやすいのです。

ですから、見込はおおらかに、かつ広がりを持つように削り込んでくださいね!

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