楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

写し茶碗の途中は別物茶碗なのです。

この二、三日頑張って写し茶碗を製作していますが、流石に日数が無くてクタクタ状態です。

写し茶碗は一番製作で嫌いです。

何故なら、その作者の個性を掴むまで、全く頭のなかが混乱してくるんです。

今までの自分の経験値内の作風だと悩みませんが、全く別の世界だと疑問符ばかりで、一向に作業が進まなくなってしまうからなんです。

例を上げれば「何でここにこんな削りを入れるの?」、「この曲線はデザイン?」とか言う問答が頭の中を駆け巡ります。

だから、写し茶碗は嫌いなんです。時間の割には、全く作業が進まない。

写しの作者にならなければならないのですが、なかなか頭が順応しません。

歳かなぁ~!

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