楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

一節切(ひとよぎり)、遂に完成しました。

やっと本日、一節切が完成しました。

一本は、一休宗純の一節切の巻きをヒョウギで模した物。

もう一本は、麻紐で巻いた作品にしました。

本来ですと、樺巻き(山桜の皮)にしたかったのですが、手元になく入手も大変なので、今回はこれにて完成としました。

またこの笛の塗装に於いては、本来は本漆ですが、今は気温が低く、湿度もありません。

ムロを作って電灯を付ければ硬化はしますが、今回はカッシュ漆で仕上げました。

カシュー漆は一応西洋漆ですので勘弁してください。

後は、この一節切で綺麗な音を出すだけです。

それが出来たら、この製作行程の動画を制作してYouTubeにアップする予定なんです。

しかし、曲を吹けるまでは大変かな!

これが今回完成した2本の一節切です。

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