遠い遠い過去の記憶が今蘇る
小さい頃の忘れていた思い出が、今急に甦って来ました。
今はオヤジとなってしまいましたが、10
歳位までだっか定かではありませんが、毎年の正月は、とある旅館の離れで10日間位毎年正月を迎えていました。
当時はそれは立派な旅館だったのですが、温泉と正月料理以外には何もすることかなく、その旅館の近所をブラブラ散歩。
子供に取っては時間は有り余るほどありますから、そんな旅館に10日間も滞在するなんて、監獄と同じだったような思い出があります。
でも、今その記憶が甦ると、なんと贅沢な時間だったのだろうと今の歳でおもうのです。
今は自分に戻れる時間がほぼありません。
楽茶碗というか陶芸全般的に言えることですが、デジタルの世界でのキータッチで途中保管にして、そこでヤーメタなんて簡単にはキータッチのようには出来ません。
そんなアナログの世界なんですが、世の中の流れはデジタルの流れの早さの部分もあり、その早さも並行して進め、また思考していかなければなりません。
そんな中、今さっきふと思い出した、毎年の正月の離れの旅館。
景色は全て覚えていますが、場所はわかりません。
いつか探しだして、その旅館の離れの同室に泊まりのんびりしたいです。
子供の時とことなり、何もないこと、時間が止まったような世界がとても幸せに感じることと思います。