楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

トンボの羽を知り、あらためて神を知る

昨日、テレビでトンボの羽の原理で、微風でも羽が回転する風力発電が研究されているようです。

私も知りませんでしたが、トンボはほとんど風が無い上体でも、グライダーのように滑空出来るそうです。

その秘密は、トンボの羽の形状だと言うことが研究で分かったとのこと。

羽の断面は平ではなく、折れ線グラフのようにガクガクしていたんです。

飛行機の羽では考えられない形状ですよね !

飛行機の羽の断面は、上部が緩やかに盛り上がり、後ろに流れる。下部は平です。

この形状により、上部に流れる空気は下部に流れる空気より早く流れるために揚力が発生して飛べる訳です。

しかし、揚力を得るためには、スピードが必要なため、プロペラやジェットが必要になります。

しかし、トンボはほぼ無風の状態でも滑空が出来る秘密が、その羽の断面積のガクガクした形状にあるらしいのです。

羽の上部のガクガクした谷間には空気の流れにより渦が発生し、その渦により空気の下方への流れが加速され、羽の下方を通る空気の流れと差が発生し、揚力を得ているのだそうです。

原理は理解出来ましたが、この羽を誰が考えたのでしょうか ?

人類でもトンボから原理を教えてもらわなかったら分からなかった構造です。

トンボが考えたのでしょうか ?

現代ではダーウィンの進化論は否定されていますが、自然発生的にこんな合理的な構造が出来上がったとは思えません。

偶然 ?

たまたま羽がガクガクしたトンボが生まれて、他のトンボより微風でかっく出来たから、そのトンボが繁栄したとも思えません。

また、トンボがもっと風か無くても飛べる方法はないかな ? と願い、その思考がトンボのDNAに焼き付いて、そんな構造に変化したとも思えません。

もしそれが可能性だったら、人類は飛行機無しで、何時かは飛べる ! なんてどう考えても不可能。

今、ここでどう考えても答えは分かりませんが、動物や植物、そして昆虫が持っている才能は計り知れないものがあります。

やはり、私らも含め、全てが「Great Something」なるものの力かも知れません。

何か分からないけど、偉大な力がある「Great Something」。

DNAが解析出来るのも、誰が考えたからです。

何故ならば、一定の法則が存在し、その法則があるから、解析できる。

その力を我々は「神」と表現しますが、恐ろしく偉大なものですね !

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