楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

5年前の今日はあの東北大震災

今日は東北大震災から早5年が経ちました。この震災で亡くなられた方々にあらためてご冥福を願います。

5年経ちましたが、何が進んで何が遅れているのでしょうか?

皆さんは1994年にアメリカのロサンゼルスで起こったノースリッジ大地震(ロサンゼルス大地震)を覚えていますか ?

あの時、アメリカは直ぐにFEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)を立ち上げて直ちに復興に取りかかりました。

日本でもその時に同じような国の機関を作る計画もありましたが、いつのまにか裁ち切れです。

もし、その時にそんな機関か出来ていたのなら、もっと皆が進捗状況か分かりやすいことになっていたかもしれませんが、日本は地震国なのに、そんな機関も裁ち切れになる、情けないものです。

アメリカは良い面だけではありませんが、良いというか、そこから派生するスピードがあります。

例えば、戦争は良くないことですが、戦争するためにアメリカの輸送力は凄いものがあります。

物資だけにかかわらず、戦車やヘリコプターまでC-5ギャラクシーと言う、ジャンボ機より大きな輸送機が恐ろしくあり、その巨大な輸送機でバンバンいろんな国に物資の輸送が可能なんです。

私は昔、そのギャラクシーでの積み込みを目の前で見たことが何度もありますが、その見事さは半端ではなく、機内の荷物の重量配分、パレットの固定など神業のように手際よく、直ぐに飛び立つことが出来ます。

なぜなら、このC-5ギャラクシーは機体も巨大で離陸速度も遅いために、直ぐに飛び立たないと、簡単に肩に担いだロケット砲で殺られてしまうのです。

だから、積み荷下ろしから積み込み作業や離陸は命がけなんです。スピードと正確さが命。

こんな組織や人々が日本にいたら、どんな震災があっても、直ぐに救援物資が届くのですが、まだまだ机上論の日本では、当分無理な話かもしれません。

オリンピックもいいかもしれないけど、オリンピックより、震災復興に全力を尽くしてもらいたい日本です。

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