楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

頑張ります。寺子屋の生徒さん

昨日の授業で多少疲れぎみのオヤジですが、今年に入られた生徒さんの4名は、とても勉強家で教えがいがあります。

その4名の生徒さんは、全く異なる目的なのですが、どなたも全て学ぼうと言う意識があり、とても素直に学んでくれているのです。

楽茶碗を作りたいとの方が2名いるのですが、備前の口作りやトックリの側面の張りについて、今美しい曲線をしっかり見いだしています。

それを横で見ている方は、楽茶碗が最終目的であっても、自宅に土を持ち帰り、自分なりに作って来てくれる。

他の2名の方は、失敗するしても諦めず、再度トライ !

その横では、手回しロクロで牛べらを初めて使ってのロクロ引き。

みんな初めての事なのに、必死になって、顔をあるときは赤くして、黙々と作品と戦っている姿を見ていると、私が作る物より良い作品を作り上げる技術を学んで欲しいと、より必死に教えたくなるのです。

だから、授業が終わるともうただの廃人オヤジになるのです。

でも、それらの作品が出来たら、このブログに写真を上げます。

見たらびっくりですよ !

誰でも、真剣に学べば得手不手は全く関係ありません。

自分なりに出来ないことを出来るまで、どうしたら出来るかを学べば良いだけなのです。

みんな、出来ないと思っているのは、出来ない内からそう思っていることが、大半なのです。

確かに少しやってみて出来なく、自分には出来ないと思うこともあります。

でも、それでも、より良いやり方を知らないだけで出来ないこともあるのです。

100%可能だとは言いませんが、陶芸の90%は可能かと私は思います。

オヤジの寺子屋は、出来ないことを出来るようにする。また、出来ないことをどうしたら出来るようになるかを研究する。

そんな寺子屋なのです。

これからどんな生徒さんの作品が上がって来るかがとても楽しみなんです。

皆さんも、作品が上がって来たら、是非写真ですが見てくださいね !

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