とりとめもないことですが。
毎日暑いですね!
一昨日はご存じのように七里の焼きで、久々にバテました。
ものを作ると言うことは改めて大変だと思いました。
昔の日本は物を作ることで、世界一になりました。タンカーでも50万トン級もあったかと記憶しています。
でも、今の日本はホワイトカラーが増えてしまいました。
マネジメントがもてはやされ、PCのスキル、ソリューションなどが重要視されてきましたが、それらは、物を作る誰かがいて初めて成り立つものだと思います。
でも、今や製造関係の会社は経費や設備投資がかかるためドンドンなくなり、先に言ったように、過半数がホワイトカラーになってしまったような錯覚です。
陶芸なんかは物作りとは言えませんが、物を作るためには、材料や道具が必要になります。
使ってみて道具が悪かったら、もっと高価な効率の良い道具が必要になります。
でもこの段階では、物が出来ていません。材料と道具が揃って、初めて試作となります。そして何回か何百回の試作をこなして物が初めて出来上がります。
要は、努力や継続力は当たり前で、全て資金力が成功の可能性を広げます。
ですから、資金に関してはいつもいつも頭かははなれません。
物作りの会社も社員もそこが大変なのです。新しい商品を作りたい。でも予算案が出ない。こんな経営側とのパラドックスが生まれます。
アメリカはこの問題をしっかり考え、今のアメリカの経営者の6~7割は理工系ですが、日本はいまだに経営者や議員は文系が幅を効かせています。
その弊害として、経費はただの数値であり、そこには節減というキーワードがのし掛かります。
なので物作りの根本が狂って来てしまいます。良いものを作るということは、経費は比例してかかるのです。
そして、その出来た良いものが世界に認められ、そこからが回収。
なので回収サイクルが後々となります。
その欠点はありますが、国土も少ない日本は、物を作るということにあらたなチャレンジをしていかなければ、先がないように思えてなりません。
私も昔はサラリーマンでした。なので出張経費やこんな暑い日の冷房費用なんか気にもしませんでした。
机や電話代、そしてPCやコピー機のリース料なんか気にもしませんよね!
それがふつうです。
でも、物作りとはそんな目の前のことから全て経費が肩にのし掛かる世界なのです。
だからホワイトカラーでも、物を作る課程はいつも心に抱き、頑張って欲しいと思います。