改めてショパンの凄さを知る
前回のブログでは、楽茶碗を焼成予定と書きましたが、作者の生徒さんが風邪でお休みされたため、楽茶碗の焼成は次回となりました。
当のオヤジも風邪で咳がなかなか止まりません。今回の風邪は質が悪いから、皆さんも気をつけてくださいね!
そんな状況なので、このオヤジもリハビリもあるし、ネガティブキャンペーン中なのですが、持ち込んでもられないので、前から気になっていたGAGAのALEJANDROの冒頭に流れるジプシーダンスが気になっていたので、調べてみたら、David Garrettが弾いていることが分かり、早速その奏者が主演のパガニーニの映画をTSUTAYAに借りにいったら、レンタルなし。
ガックリして、そのまま帰るのも何なので、ショパンの映画を借りて帰ったんです。
ポーランド映画らしくたまには良いかなと思い見たら、何と先日父親の遺作であるショパンのWaltz A Minorがメインテーマなんです。
何と奇遇か‼父親のショパンのアレンジ遺作であり、ショパンの遺作でもビックリしたのに、またもやWlaltz A Minor 。
そして、その映画中の全ての演奏がとても見事で、まるでショパンなんです。
このオヤジはモーツアルトが好きなのですが、この映画中でのショパンの演奏はたまりません。
これぞショパンなのです。ピアノの高音部がキラキラしてスタンウェイのピアノでは表現出来ないショパンがそこにはありました。
映画中のピアノを見ると、ビアノには「Pleyel」とあります。
調べてみたら、そのピアノは当時ショパンが使っていたピアノのメーカーでした。フランス製のピアノです。
スタンウェイのピアノのような荘厳さはありません。しかし音がキラキラしてとても繊細な響きなのです。
この音なくしてはショパンは無いと言ってもいいくらいです。
パガニーニの映画が無くて、仕方なく借りたショパンでしたが、リアルショパンを見た思いがします。
ショパンがお好きでしたら、是非このショパンの映画を見て下さい。特に映画中で流れている演奏を。
オヤジは楽茶碗も音楽も、そして絵画だって同じだと思うのです。
芸術はどれも栄養になります。