何でもやってみよう!
先日YouTubeにアップロードした、雨雲の作り方15において、楽茶碗を作りたいとの目的で教室に入ったUさんの作品をお見せしましたが、楽茶碗において教える者がいれば、素人も玄人も差は差ほどありません。
何故なら全てを学ぶからです。生徒さんのほうが諦めなければ、そして全てを学ぼうとする姿勢が継続すれば、同じように出来るんです。
何故なら全てを学ぶからです。
先生によっては、全てを教えない先生もいますが、全てを教えてくれる先生ならば、いろはを全て学ぶのですから、自然と出来てしまうものなのです。
確かに違いはあります。それは経験による慣れの問題です。
しかし、いくら先生が経験していても、無駄な経験もたくさんあります。
このオヤジなんか、統計は取っていませんが、失敗の方が多いかもしれません。
その失敗も成功の母となるのは事実ですが、生徒さんは成功方法だけをまなぶのですから、時間的には最短で進むことになります。
なので、その方法論さえしっかり学べば出来るようになるのです。
ただ、これから始まる焼きに関しては、また新たな経験が必要になります。
相手は火なので、毎回同じようにセッティングしても、なかなか思うようにはなりません。
それが陶芸なんです。成功の確率はどんどん上がってはいきますが、100%成功には毎回いきません。だから面白いのかもしれません。
何回も前から話していますが、光悦の茶碗は素人が作った代物ではありません。
だから難しいのです。
でも、神が作ったものでもない。
なので、まだ私は実験段階てしかあの白楽茶碗の「不二山」を作ってはいませんが、方法論は70~90%は導けると思っています。
皆さんも、子供のような好奇心に立ち返り、なんでも挑戦してみてください。
頭で答えを出して納得するのではなく、実践して納得するまでやってみてください。
無駄な時間や散財もするでしょう。でもその経験値や、それから学ぶ知恵は自分の人生の財産になります。
数値で表される財産ではないので、今の時代には則さないと思いますが、自分だけの財産であることは事実。
だから、なんでもトライしてくださいね。