楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗は成りに作りて!

楽茶碗の製作で一番難しいことは?と問われたら、1に焼き、2に施釉、3に製作と答えます。

なぜなら、2番と3番がしっかりこなせれば、茶碗らしくなってしまうからです。

それだけ施釉の仕方と焼きで、茶碗の味わいやら雰囲気が変わります。

私達の身体でそれを表すと、施釉は肉付きで、焼きは洋服と言ったら分かりやすいですよね!

なので、茶碗の製作自体はその骨格になります。

頭が小さくて、背が高く、足が長い!
皆さんの理想像?

茶碗にも少しは理想像は存在します。

しかし、「成りに作りて」と言われるように、作って行く過程で出来た形を活かす製作をしてもらいたいです。

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