楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

遂に、遂に藤をゲット!

遂にゲット!一節切に使用する藤を、今日無事にゲットしました。もう一方の樺(山桜の皮)は、まだ見つかりません。しかし、今回製作した2本の一節切は、一方は樺巻きをするところを経木とし、他方は藤巻きするところを、急場しのぎで麻糸巻きでしたから、今日…

乾山の四方向付の撮影

今日は前に生徒さんが作った乾山の向付の写真撮影をしたついでに、スマホでもパチリ !もっと出来の良かった作品も有りましたが、それはプレゼントしたようで、この作品での撮影となりました。この作品は土型でのタタラ作りとなります。底の部分を含めて5面を…

ところ変われば品変わる

昨夜のチェコからのメールにて、今私が人体実験中のチャーガなる変なキノコの写真が来ました。白樺に寄生するキノコ(カバノアナタケ)というキノコらしいのですが、送られてきた写真の乳鉢には異国を感じました。普段、乳鉢は必要道具ですが、チェコの乳鉢は…

チェコからの石は黒楽の釉薬になるか?

今日は、チェコから黒楽の釉薬に成るかどうか?と、チェコから送られて来た二つの石の一方を砕いてみました。砕いてみたところ、残念ながらこの石は泥岩のような感じです。鉄道レールを台座として、ハンマーでガッツン、ガッツンと砕きます。この後は、乳鉢で…

一節切を練習中

私のハイレゾ音源プレーヤーに使用しているTASCAM DR-2d の横にあるネズミのような物体は、録音時に風きり音を防ぐためのウインドスクリーンなるものです。これを本体に付けると、音が綺麗に録音されます。しかし、音源たる自作の一節切の演奏がまだ今一つ。…

未だにダダをこねるオヤジ

昨日、ある博物館に収蔵されている、江戸初期の一節切(ヒトヨギリ)の採寸したいがために、その博物館に行ってきて、学芸員に「見せて欲しい」とダダをこねて来ました。即決は出来ないということで、採寸が可能かは後日の連絡待ちとなりましたが、採寸できれ…

チャーガなるエキスの人体実験経過報告

チャーガの人体実験経過報告謎のキノコであるチャーガエキスを飲んでから、はや4日目。100ccのぬるま湯にチャーガエキスを小さじ1パイを一日二杯とのチェコの友人からの指示に従い飲んでます。治療の場合は、80cc のぬるま湯に小さじ1~2杯を一日5回だそう…

頑張られた入会者

去年の暮れに私の教室にご夫婦が見学に来られました。今日の説明を一通り説明した後、私はお二人に「では年内にご入会され陶芸を始めましょう!」と半ば強引に入会を勧め、一週間後に入会となりました。暮れの忙しい最中、入会して下さったには、私としても授…

一節切(ひとよぎり)と楽茶碗の繋がり

今回は室町末期位の一節切を2本作ってみて、楽茶碗と同じ感覚を受けました。今回の作品の本歌の製作時期は室町から桃山時代の一節切でしたので、漆の塗りも実用一点張りなんです。これが、時代が下り江戸時代になると、漆の塗りもまるで工芸品のように見事…

一節切(ひとよぎり)、遂に完成しました。

やっと本日、一節切が完成しました。一本は、一休宗純の一節切の巻きをヒョウギで模した物。もう一本は、麻紐で巻いた作品にしました。本来ですと、樺巻き(山桜の皮)にしたかったのですが、手元になく入手も大変なので、今回はこれにて完成としました。また…

今夜からチャーガなるエキスの人体実験

先程、YouTubeでコメントを頂いたチェコの方から小さな小包が届きました。チェコのブルノで採取した石ころ二つ。 楽茶碗の釉薬に使えるか試して欲しいとのこと。見た感じでは一方は頁岩のようで釉薬には出来ない感じです。もう一方の石は鉄分が多く、見たと…

ポータブルプレヤーは難点は有るけれど

私がハイレゾ録音して、普段使用しているポータブルプレヤーを紹介したいと思います。こちらもコスパを考え、ハイレゾ専用のポータブルプレヤーは使っていません。今の現行品ではありませんが、TASCAMのPCMプレヤーを使っています。このTASCAMはTEACの業務用…

録音や再生に使うヘッドホン

ハイレゾ録音に必要なヘッドホン。 既に有るものでも構いませんが、私のお薦めはドイツのゼンハイザーのヘッドホンです。このヘッドホンはハイレゾ用の音域を持つヘッドホンではありませんが、ホールトーンではなく、ありのままを再生するために、録音にはと…

コスパに優れたハイレゾはいかがですか

今、巷でハイレゾが流行っています。SONYなどでは、ハイレゾプレヤー、ヘッドホンなど高額な器材か沢山販売されていますね。家電量販店でそのハイレゾを試聴しましたが、何か評判ほど自分ではしっくりしませんでした。まして、音源が販売を通してでないと聞…

時代には時代の空気感がある

まだ一節切のカシュー漆の塗りの途中段階ですが、毎回いろんな昔の物を再現して思うことは、再現する度にその当時の技術は凄いなと感心させられます。教室の生徒さんたちからは、また先生は何か始めたと、興味と呆れた眼差しを向けられますが、毎回その技術…

鳴らすのが難しい一節切

今製作している一節切。 なかなか音が満足に出ません。尺八と同じ歌口(吹き口)なので、なかなかコツが掴めないのです。リコーダーの場合は、誰でも吹けるように吹き口があり、その先には四角い穴が開いていて、息が管内と外に別れるようになっていますが、尺…

武将と茶の湯と一節切

本日、二度目のブログ投稿。今日は2本目の一節切にカシュー漆の塗りを施しました。重ね塗りをするために、まだ完成はしていません。この一節切と出会い、今まで疑問であった、利休の竹花入「尺八」の美の根源、そして茶道での楽茶碗に於いては、音と言えば…

一節切(ひとよぎり)の二本目作品

第二の一節切を製作しています。今回は、前回より少し細めの竹を使用し、木の皮を巻きました。長さは前回と同じで、一尺一寸一分です。歌口は前回より削りが浅く、一休さんの一節切と同じようにしましたが、なかなか音が出ません。この段階はまだ未完成で、…

一節切(ひとよぎり)

久々のブログの投稿です。昨日、一節切(ひとよぎり)なる笛を作りました。事の初めは、私のYouTubeにアップしている私の楽茶碗の動画に、チェコからコメントが入りました。何回かやり取りしている内に、「一節切を知っていますか?」と言うメールが入り、調べ…

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