楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

楽茶碗の世界

今日からGWの皆さんもいるかな?製造業の方々は今日からGWでしょうね!でも、オヤジはやきものは製造業にあたるかもしれませんが、おやすみではありません。GWに入られた方は、日頃の仕事の疲れを癒してくださいね!やきものは製造業でも少し特種な分野だと…

再度アタックは大事です!

今日も相棒が七輪楽窯での釉薬試験。オヤジが採取した風化長石を相棒自信がハンマーで砕き、石臼でバウダーにし、灰は灰で相棒自身が何処からかもらって来て、自分で何回もアクヌキし、調合した釉薬での試験でした。結果は残念ながら半溶け!でもオヤジはこ…

名付けて「スーパージジイ」

やっと長い一日が終わり仕事終了です。今日は養老院ビジネスゴッコクラブのような、平均年齢が74歳のオヤジたちとの仕事でした。自分もオヤジですが、オヤジと言うかジジイ連中ですね!このジジイ達はやたらと元気なんです。 朝から晩までビジネスの話の勢い…

ノート、ノートで!

陶芸の作品作り以外での釉薬調合や焼きは、ただヤミクモに試行錯誤しても時間なの無駄になることがあります。それでなくても陶芸の世界は超アナログの世界ですから、失敗したら再度製作しなければ先に進めない分野。コピペ出来れば良いのですが、出来たとし…

光悦の「不二山」の側面下部は10辺のしのぎかな?

昨日コメントをいただき、光悦の「不二山」の楽茶碗について補足説明をします。この「不二山」はコメント欄にも書きましたが、茶碗側面の下部は「しのぎ」が効いた削りをしていますが、果たして何面だと思いますか?このオヤジも現物を触ったことかない茶碗…

世のジジイはまだまだ健在!

ピートたけしの映画「元ヤクザのジジイ」。この映画、元ヤクザのジジイ達が「」オレオレ詐欺に関わってしまうような映画らしいですが、世のジジイはまだまだ見捨てたもんではありません!このオヤジもジジイの一歩出前ですが、もっと歳を重ねた70代のジジイ…

人もそれぞれ、茶碗もそれぞれ!

茶道で使う茶碗には、手捏ねで作られる楽茶碗の他に、ロクロで作られる茶碗がありますね!これは昔から変わりません。しかし、時代によりロクロで製作したままの形を茶碗にしているものと、ロクロ製作した後に手に馴染むように形を多少変形させたものがあり…

織部焼に一味エッセンスを!

楽茶碗ではありませんが、織部焼について書いてみようと思います。織部焼は古田織部がプロデュースしたやきもの群ですが、後世にいろいろな名前がついて、青織部、鳴海織部、黒織部、織部黒、伊賀織部などなどたくさんの種類の織部焼がありますね!今回は織…

レッツノートのサポートは安心でしたよ!

今日はやっと電源トラブルに見舞われているレッツノートを修理に出しました。そこで、パナソニックの回し者では全くありませんが、もしレッツノートを持っている方々がいて、万が一に不幸にも故障した場合のために、パナソニックの対応を書きます。まず、敏…

こんなところにもありました!

今日は日曜日。やっとこさ仕事も終りました。疲れたので何気なくYouTubeで動画を見ていて、クリックしていたらアメリカの原子力潜水艦の動画があったので流し見をしていたら、あれ!自分が今操作しているToughbookが出ているではありませんか!原子力潜水艦…

上田宗箇の茶碗「さても」

今日はお茶の社中の方に上田宗箇作の「さても」を作ってもらおうと考えています。この「さても」は戦国武将である上田宗箇の茶碗ですが、宗箇流の茶碗ではダントツに良い茶碗ではないでしょうか!宗箇らしく、茶碗の外側は「しのぎ」で造り上げ、内面はへら…

レッツノートの末番「R」と「S」

毎日バタバタが続いているオヤジですが、窯場以外で使っているレッツノートPCの充電機能が不調となり、赤色のLEDライトが点滅したので、修理に出そうと確認したら、製品番号の末番が「S」なために直接郵送修理となりました。パナソニックのサポートは流石に…

侘びた赤楽茶碗はお嫌いですか?

相棒の楽茶碗が入選しなかったことを聞きガックリ!どこの展示会も作品の大きさが物を言う時代になりました。赤楽茶碗も長次郎作品のような赤楽茶碗は美術品で使う茶碗ではない!との意見も聞いたことがあります。現代は巷にあるような、赤色の発色のいかに…

やきものを知っていても偉くはない!みんなと同じ!

やきものが好きになったり、それ以上に興味を持ってくると、やきものは窯などがどうしても必要となることで、立地などの問題により行動が出来ない場合、どうしても知識しか勉強デキナクなってしまうため、人により知識過剰となってしまい、評論家のような感じに…

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