陶芸の安全面について!
来週の月曜日まで、幼なじみの他界のことでバタバタしているオヤジです。
年末になるといろいろありますね!
そんな落ち着かない状態ですが、今日は陶芸の健康管理というか、安全面について書いてみたいと思います。
アメリカの陶芸においては日本より安全面に関しては徹底していますが、日本の陶芸は、伝統ということもあり、余り安全面に関して書かれている本は少ないと思います。
でも、健康は何をするにも第一優先事項ですので、頭の中にしっかり叩き込んでおいてください。
まず、慣れは恐ろしいものです。初めは慎重にならざるおえないので事故や怪我は少ないですが、慣れた頃が一番危ないので注意してください。
では、項目別に注意事項を上げていきます。
(陶芸全般)
○釉薬原料を配合する時は、マスクをする。
○焼成中の換気はしっかりと!
○窯出し(作品を窯から出すこと)時は、必ず軍手若しくは革手を着用。
(楽において)
○楽の釉薬原料には、有鉛原料もあるので、マスク並びに調合後の掃除はしっかりと行う。
○炭切りを行う場合は、竹割りナタを使用するので、十分すぎる程に怪我に気を付けること。
○焼成中に作品を確認する場合は、保護メガネを着用すること。
○焼成中、焼成後も火の元には十分注意し消火確認を怠らないこと。
○火傷に注意すること。
○換気はしっかりすること。
最低限でもこの位は注意してください。
安全面を重視すると、日本では職人ぽくない感じがするかもしれませんが、目的は安全に良い作品を焼くことです。
ですから、そのことだけにフォーカスしてくださいね!