写し茶碗の途中は別物茶碗なのです。
この二、三日頑張って写し茶碗を製作していますが、流石に日数が無くてクタクタ状態です。
写し茶碗は一番製作で嫌いです。
何故なら、その作者の個性を掴むまで、全く頭のなかが混乱してくるんです。
今までの自分の経験値内の作風だと悩みませんが、全く別の世界だと疑問符ばかりで、一向に作業が進まなくなってしまうからなんです。
例を上げれば「何でここにこんな削りを入れるの?」、「この曲線はデザイン?」とか言う問答が頭の中を駆け巡ります。
だから、写し茶碗は嫌いなんです。時間の割には、全く作業が進まない。
写しの作者にならなければならないのですが、なかなか頭が順応しません。
歳かなぁ~!