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楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗の挑戦者、お待ちしています。

今日は楽茶碗についてご自分で加茂川石から砕いて楽茶碗を作ってみたいとのご希望の方からご連絡をいただきました。

相棒の陶芸のサイトからの紹介で、私のYouTubeの動画を見てご連絡をいただきました。

ご年配の方ですが、自分で茶碗を作ってみたいという好奇心に感銘を受けます。

普通は本やサイトを見て、大体の流れが分かれば、それで理解したつもりとなり、行動まで及びませんが、自らの好奇心で行動したいという気持ちを持っていることは歳に関係なく、若さがある証拠だと私は思うのです。

実際に加茂川石を砕くと分かりますが、難儀な作業なんです。

ハンマーで石を叩き割り、ある程度細かくなったら、次の作業は石臼です。

ゴリゴリ、ゴリゴリと石臼を回して微細な粉にしていくんです。

それが終われば、今度は「フノリ」作り。

そして釉薬の調合。

そして釉がけです。

楽茶碗の場合は「ズブがけ」なんてありえません。

「ズブがけ」とは釉薬が入っているバケツなどに一気に作品を浸けて釉がけする方法ですが(今はこれが一般的)、全て楽茶碗は筆での刷毛塗りなんです。

実は楽茶碗だけではなく、桃山時代の作品の多くは、全て刷毛塗りなんです。

一碗一碗、どの様な景色にするかをジックリ考えて刷毛で丹念に釉薬を塗っていくのです。

そのでき具合により、作品の良し悪しが決まる大事な作業になります。

強いて言えば、焼きより大事な作業なんです。釉がけで90%良し悪しが決まると言っても過言ではないくらいなんです。

釉がけ方法により、どのようにフイゴを吹くか!

どの位に釉薬を融かすか?など、釉がけを基本として焼いていくのです。

楽茶碗の場合だけではなくて、全てに於いて言えることですが、言うがやすし。

実際には、いろんな経験則が加味されて作品が上がります。

今日の方も、是非とも楽茶碗の全てを教えて行くので、全てを学んでもらいたいと思っています。

このブログを見ていただいている方で、楽茶碗を自分で作ってみたいと言う方がいらっしゃいましたら、是非挑戦してみてください。

教室のリンクにて連絡してください。

そして私以上の良い作品を作ってもらうのが、私の理想なんです。

楽茶碗は誰でも真剣に挑めば、誰でも出来ると私は思ってます。

頭でっかちにならずに、全てを理解すれば、不可能なことではありません。

そして、市販されている楽茶碗より良い茶碗を作り、自分の友として欲しいものです。

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