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楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

前回題材にした生徒さんの擂り鉢作品です。

先日のブログで備前の擂り鉢を題材にして、各時代の形状の違いを授業にてしているとお話ししたと思います。

以前に教えた女性の生徒さんの作品です。

今回の擂り鉢の件で普段に使用している作品をお借りして撮影した次第です。

この形状は、備前擂り鉢の室町後期~桃山時代辺りの作品の写しになります。

その時代に相応しく、威風堂々としているでしょ?

私は何時も女性でも全く男性と陶芸に於いては変わらないと話していますが、この作品を見られて、その意味がお分かりかと思います。

男性にしても、また女性にしても性別は関係なく、どこに視点を持っていってるか!

このことが非常に大事となります。
なんでこの形が出来上がったか !

どのように作ればこの形になるのかを十分に吟味して作ると言うことです。

その行程をしっかり学べば、その時々の時代の空気感を出せるようになるのです。

ですから、絶対に形だけを追ってはいけません。

形だけを追うと、確かにそれらしくは出来るのですが、細分を見るとやはりそれらしく出来ている形だけとなり、結果として力のない作品となってしまいます。

今日はたまたま前回にお話しした擂り鉢作品を写真にとりましたのでご紹介しました。

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