楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

古代人にも及ばない

今日は私事で恐縮ですが、父親の命日。
なかなかこの歳になっても自分の父親を超える事が出来ません。

父親に対してライバル意識と言う観念ではなく、親孝行の意味での超えたいと言う意識なんですがね!

毎日色々なことをしますが、今もし自分が誰も居ない太古の昔の地球にワープしたら、一体何が出来るかと考えたら、衣食住だけの行動で精一杯ではないのかと思います。

まず、住む所を探す。雨をしのぐために材木を集める。でも道具は無い。

仕方なく石ころで作業するしか方法はありません。

狩りをするにも弓矢も無ければ、ナイフも無い。仕方なく木の実や食べられる雑草を探して食べる。

寒さを防ぐために身に着けるものを探しても、布も無ければひもも無し。

全てが今の生活感では成り立たなくなってしまいます。

そうなると、いくら頑張っても衣食住だけで一生涯を費やすでしょう。

今、ビルも電気も当たり前。

しかし、その全てが何もない地球から産み出された物です。

そう考えると、何故人類は鉄を産み出せたか?

初めは隕鉄を拾って来たかもしれません。火も山火事などで知ったかもしれません。

しかし、それらを見て、また拾って新に作り出すことは並大抵の努力だけではすまないものが存在しています。

今日は何故か父親の命日から、自分の力が古代人にも及ばないと知る一日となりました。

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