楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

この季節の窯焚きは気を付けて !

昨日今日は本当に暑いですね。
この季節、陶芸は本当に暑さで参ります。

作っている時は夢中なので、暑いのは感じますが、それほど堪えません。

しかし、その製作が終わった時、グタッと疲れが来ます。

まして、楽茶碗を焼こうものなら、相当な覚悟がいります。

赤楽でも800~900℃、黒楽茶碗を焼こうものなら、1100℃ですから本当に暑さでフラフラになります。

フイゴの手は焼き終わるまで休めません。絶えず窯の中の茶碗を見ながら、フイゴの吹きを調整しながらボーボーと吹き続けるのですから、ポカリスエットやmonsterは欠かせません。

焼き終わると、窯の遠赤外線により、体がホテるんです。

長風呂してノボセタ感じと言ったら分かりやすいかな !

なので、この季節の窯焚きは好きではありません。

この季節から秋まで楽茶碗を焼く人は、熱中症には絶対に気を付けてくださいね。

茶碗は焼けたけど、熱中症で倒れたら意味がありません。

水分補給をしっかりして、体調の悪いときは、絶対に窯焚きはしないでください。

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