実際にKelty MAP3500を使用してみて!
昨日偶然にも信じられ無いくらい安価で購入したKeltyのバックパックを早速今日使用しています。
大一番の感想は、とにかく軽いです。普段のバックパックより1.5倍位の大きさなのに、本体の重さは1/3位にしか感じません。
ネットで調べると1.5キロのようですが、とても軽くて最高です。
ネーピーシールズが使用しているのもうなずけます。特殊部隊は装備の量が多いので、なるべくパックパックは軽量のほうが良いに決まっていますよね!
ポケットもたくさんあり、サングラス入れ等もあります。
また本体の背面にはアルミフレームが2本入っており、脱着は可能です。
これといった豪華な装備は見当たらないパックパックですが、少し大きめなパックパックが必要な方には、この大きさで(35L)は軽量で良いパックパックだと思いました。
ちょっとこのパックパックが気になる方は、お店てじっくり見てくださいね!
今日はラッキー‼
今日は出先から直帰したのですが、体が何か全身筋肉痛のため、時間も早めだったので歩いて帰ろうかと思い、ブラブラ散歩気分で歩きました。
歩いているといろんなお店があって、なんとなくリラックスして来ます。
一時間位歩いていると、セール中のリサイクルショップがありました。小さなお店ですが女の人が趣味でやっているのか分かりませんが、価格が何か安めでガラクタがたくさんありました。
すると、ふと店内の壁を見ると、安物のバックパックにまぎれて、前からちょっと興味があったパックパックがあるではありませんか!
それも、値段が¥1800と書いてあるんです。
内心まがい物かな?なんて思いながら、半信半疑でお店の女性に壁から外してもらって、そのバックパックを確認。
本物です。Keltyと言うメーカーのMAP3500と言うとても軽いバックパックです。
このオナーさんは、¥1000のリュック位に思っているのでしょうか!とにかく買いの値段。
さっそく全ての不良箇所や破れがないかを確認したのですが、汚れが一ヶ所あるだけで、とても綺麗な品。
そんな訳で、確認後直ぐに購入しました。消費税は取られましたけど、それでもとてもラッキーでした。
このパックパックは少し大型で女性向きではありませんが、とても軽くて荷物をいれるのには最高です。
先日紹介したミステリーランチのUSMCパックパックは手頃な大きさなのですが、欠点は丈夫なのでパックパック自体が多少重いのです。
しかし、KeltyのMAP3500は型は大きいのですが、USMCパックパックより軽量。
このパックパックもとても良いパックパックだと思います。
赤楽茶碗と黒楽茶碗、どちらが難しいか?
楽茶碗においては、赤楽茶碗と黒楽茶碗は共に代表格ですね!
秀吉は赤楽茶碗が好きだったと言われ、逆に利休は黒楽茶碗が好きだったと言われていますね!
では、作る側からどちらの茶碗が難しいか?を話したいと思います。
製作時は、どちらの茶碗も変わりありません。何故なら形が多少違うだけで、技術的にはそんなに変わらないからです。
でも、焼きに関して言えば、両者はコウオツ付けがたい位難しです。
まず、赤楽茶碗は黒楽茶碗より低温で焼けるので、焼くことは誰でも出来ます。温度は800~900℃位で難なく釉薬は溶けます。
しかし、1000~1100℃位に温度を上げないと焼けない黒楽は大変です。
1000℃の壁は案外大変なのです。それもユックリ上げるのが大変なのです。でもその温度管理と還元と酸化がコントロール出来れば、それなりに黒楽は出来上がります。
そうなるとどちらの茶碗が難しいか分からなくなりますよね!
結論から言えば、赤楽茶碗の方が難しい。
何故なら、味がある茶碗を焼くことが大変なのだです。
赤楽茶碗は本来は酸化にて赤楽が出来ます。ただ酸化の焼きに徹すると、鮮やか過ぎてなんの味わいも無い茶碗に上がるのです。
現代の販売されている安価な練習茶碗みたいな色合いと思ってください。
色の輝度が有りすぎて、何となく味わいがありませんね!
そんな色合いをどのようにお茶に合うような色合いに焼き上げるかが難しいのです。
答えは、中性炎で焼き上げるのです。酸化と還元の中間です。
還元より酸素を多くして焼くのですが、酸化より酸素が少ない状態で焼きます。
それもふいごでコントロールしながらだから大変。
酸化ですと、窯内部はオレンジ色でクリアーに見えます。しかし、中性炎だと少しオレンジの色合いがくすんで見えます。クリアーなオレンジ色ではないのです。
なので、窯の炎の色合いを見ながら、ふいごの吹き方をコントロールしながら焼くのです。
要はどちらも一長一短あって、どちらも難しい茶碗なのです。
楽茶碗の焼成においてサヤあり、サヤなし。
楽茶碗の焼成において、楽窯のサヤ(内窯とも言う)の中に茶碗を入れて焼くか、それともそのままサヤを使わずに茶碗を焼くか?
まず、赤楽茶碗に於いては、サヤに入れなくても、黒楽より低温で焼けるので普通は使いません。
ぎゃくに黒の場合は、加茂川石釉薬では、どうしても1100℃位の温度は必要なので、ふいごにて温度を上げることになります。
温度を上げることは、どうしてもふいごの吹く回数も増えるので、火炎が大きくなります。
すると、炭の良く燃焼しているところと、多少燃焼が遅れているところでは、火炎のムラがどうしても起こります。
そうなると、茶碗の焼けムラが生じます。
それを防ぐためにサヤ(内窯)の中に茶碗を入れて焼くのです。
ただ、けってんとしては、サヤの遠赤外線により、茶碗が均一に焼けます。
均一に焼けることは悪くはないのですが、面白みが出ないのです。
黒楽茶碗は、多少の差で焼けムラがあった方が味わいがあるのです。
そのような黒楽よりを焼く時は、サヤをあえて使わずに、直に焼くんです。
でも、前述のように火炎のムラがどうしても発生します。
それをどうコントロールするかが、ふいごのテクニックになるのです。
今、ヤフーオークション出品の灰器
今、ヤフーオークションで出品中の赤楽の灰器、¥15000だけど、なかなかいいんじゃないかな?
これは写真が小さくて印が了入かは疑問だけど、確実に江戸時代の作品です。
誰も現在入札なし。
でも、この金額だったら作品としては買いですよ。
細かい部分は見ていないけど、作品としては、また金額としては、良いと思います。
興味あるかたは、是非詳しくページを見てくださいね!
[茶禅]茶道具 炭点前・灰道具・灰炮烙「赤楽焙烙灰器」楽吉左衞門9代了入作 共箱 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t533849990
黒織部が伏せ焼きしていた事について
長次郎の黒楽茶碗と黒織部茶碗の上物が同じように伏せ焼きをしていたことはお話ししましたね!
今日は楽茶碗からまたまた脱線して、黒織部茶碗について話します。
織部の茶碗は、俗に言う沓茶碗てますよね‼
それは造形ですが、焼きにおける釉薬の融点に焦点を当てて見ましょう。
伏せて焼いているのは、口縁のトチの痕から見て事実です。
そうなるととても小さい窯での焼成、即ち楽窯での可能性がとても高くなります。
しかしそこで融点の問題が残ります。黒織部の釉薬原料は加茂川石ではなくて鬼板と長石、そして灰です。
その原料で作られた釉薬だと、どうしても釉薬の融点は楽窯では、温度が足りまません。
そこまで温度を上げることは、ふいごにより可能ですが、焼きに於いては温度を上げることのみとなり、色々な焼きのコントロールが不可能となります。
要は釉薬を溶かすことは出来ますが、ほどよく焼くことが出来ないということです。
ではどうしたか?
たぶん、釉薬の配合が異なると考えられます。
その答えは鉛白の追加です。
鉛白を入れることにより、釉薬の融点が下がります。
そうです、鬼板、長石、灰、そして鉛白の釉薬の可能性があります。
それだと、楽窯で難なくふいごにてコントロールして茶碗を焼くことが出来ます。
楽茶碗にLANジャックがあったら面白いが!
これからはインターネットと物が繋がる世界ですよね!私たちの毎日の生活でも、もはやスマホは欠かせないツールとなりました。
普段見ない電気メーターも今やどんどんスマートメーターに交換され、検針の人は要らなくなり、データーはビックデーターに蓄積されていく。
時代は瞬く間に変化を遂げて行きます。
そうなると楽茶碗にLANジャックが、、、なんて言う事も考えたくなります。
楽茶碗にLANを繋ぐとCDレーベルが瞬時に分かるように、その茶碗の作っていたときの動画が流れ、焼きの状態も動画で見れる。
今はただただ畳の上に置かれている茶碗のだけど、そんな長旅をしてきた茶碗なんだなと、感無量になるかも知れません。
これからはIOTの時代です。Internet of Things
全ての物がインターネットに接続される考え方ですね!
でも、悲しいながら楽茶碗は繋がりませんね!でも、ICチップを後から付ければ何時かは可能かも。
でも、ICチップなんか付いた楽茶碗は必要ないでしょうね!
しかし、これからの時代はIOTですかね‼