楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-12-08から1日間の記事一覧

0からは大変だけど!

楽茶碗も、また同じ時期の志野、瀬戸黒、黄瀬戸、そしてちょっと下り織部と名前は違えど、名作はたくさんありますね!でも、それらをどのような釉薬を使い、どのように焼いたかは、余り資料が無いのが現実です。だから、窯や今に残る作品を観察しながら、過…

釉薬の配合の見つけ方

楽茶碗に限らず、やきものの釉薬の調合に於ては、いくら時間があっても足りなくなります。何故なら、料理と異なりやきものは結果が出るまで時間がかかるからです。通常楽釉薬に於ては、三種類以上の減量を調合して行きます。例えば三種類と限定して、一種類…

製作した茶碗は赤にする?黒にする?

茶碗を製作する時は、予めに黒楽茶碗を作るか、赤楽茶碗を作るか決めていますが、事前に決めていないことも多々あります。その場合は、出来上がった茶碗の形により、赤にするか、また黒にするか決めます。当然その場合は、茶碗の形により色を判断する訳です…

美濃の陶工の心粋

今朝早朝にアップした美濃の窯道具はいかがでしたか?作品ではないので、つまらないかもしれませんね!でも、当時の陶工たちの生きざまの遺品なんですよ!窯を焚く前には、必ず窯詰めと言って、窯の中に作品を詰めなければなりません。その窯詰めの如何によ…

『Youtubeに桃山時代の美濃の大窯の窯道具の動画をアップしました。』

今、桃山時代の大窯の窯道具の動画をYoutubeにアップしました。 ただの破片で作品ではありませんが、当時の職人が作ったものです。 よろしかったらご覧ください。 楽茶碗 迷雲 「楽茶碗と同時期に活動していた美濃の大窯。その窯道具達」 - YouTube

Copyright 2014 meiun All rights reserved.