楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

七輪の加工

七輪の話をしたいと思います。

楽茶碗を焼くためには、レンタン用七輪を二個用意してください。

レンタン用七輪とは、レンタン炭を燃料とする円筒形の七輪です。

決して通常のアサガオ形の使用者は買わないでください。

また、注意点としては中国製品の七輪は耐火性が悪いので石川県産などにしてください。

日本製でメーカーが明記してあれば、ホームセンターなどで売っているレンタン用七輪で構いません。

そしてステンレスの8ミリか10ミリの丸棒を購入してください。

パイプではなく、無垢の丸棒です。長さ90センチ位で販売されています。

レンタン用七輪の加工はYouTubeの動画にやり方をアップしていますが、レンタン用七輪の空気取り入れ口に付いている上下動する弁はペンチなどで外してください。

また、本体側面上部にある無数の穴を粘土で全て埋めてください。(七輪二個とも同じく加工する)

次にステンレスの丸棒を、七輪を上から見ると一段下がっている場所があるので、その内径より1.5センチ位短い棒を二本切ってください。

ステンレス棒は固いのでハンドグラインダーにダイヤモンドカッターを付けて切断すると楽です。

これで、フイゴは今は無くでも、ドライヤーでゆっくり送風をすれば、赤楽は一応焼ける体制は整います。

完璧な焼きはこの状態ではまだまだですが、焼く練習には充分なるので、まずはレンタン用七輪二個と8~10ミリのステンレス棒を購入して、加工して見てください。
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