楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

縄文時代の石器を採取しに

今日は明日の夜の縄文の笛の講義を任して頂きましたので、その参加者の為に少しでも縄文時代の感覚を味わっていただきたい思いで、縄文時代中期の石器を採取しに行ってきました。

縄文中期ですので、今から約6000年も前の石器となります。

石器にはいろんな種類がありますが、本日採取した石器は、自然石で使えそうな形をした石を見つけて、ある程度持ちやすく加工し、先を尖らせた当時の日常マイツール的な石器です。

なので、普通の人が見てもただの石ころにしか見えません。

でも、良く観察すると、先端が必ず三角錐になっているのです。

当時の人は経験則で、この形が一番良いと分かっていたのでしょうね。

遠い昔の昔ですが、この石を実際に使っていたと考えると、何か不思議な感じが今でもします。
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