楽茶碗が上達するコツは音楽と同じ!
楽茶碗の製作に於いて、上手くなるコツはあります。
音楽の音階で例えてみましょう!
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドは誰でも知っていますね!
この音階を楽茶碗の形と捉えたら、楽茶碗を作り始めの人は、音痴みたいに、ド、レ♯、ミ、ファ、ソ♯みたいな感じに造形が崩れています。
しかし、段々と作り込むと、音階をしっかり覚えて来るように、ド、レ、ミ、ファ、ソと間違いなく作れるようになります。
しかし、もっと上手くなるためには、1オクターブ上の音階も出来るようにまた勉強するのです。
できたら、今度は3オクターブの音階へ
各オクターブがいろんな作者の楽茶碗です。
長次郎作品、道入作品、光悦作品です。
過去の偉大な作品を勉強材料として、とにかく作りまくってください!
それが、出来るようになったら、「序」、「破」、「離」の「離」の出番!
今までの勉強した作品から離別して、新たな皆さん各自の自分らしい作品を作るのです!
その「離」の前では、兎に角勉強中だと思って、ひたすらに過去作品を作ってください。