銅鑼、銅鑼、ど~おら
皆さん、「銅鑼(どら)」は知っていますね!
シンバルの一枚が紐でぶら下がっていて、叩く楽器のような変な物を。
茶会などで「用意が出来ましたよぉ~!」と言う合図に鳴らす道具でもあります。
この銅鑼、銅と錫の合金で、その合金は砂張(さはり)と言うんです。
砂張は昔から使われていて、唐物の「舟形掛花入れ」にも使われている、有名な合金なんですよ!
同じ銅と錫の合金なんですけど、両者の配合割合が異なると、「砲金(ほうきん)」と言い方が変わり、大砲に使われる金属になります。
五円玉は、砂張でも砲金でもない真鍮です。真鍮は銅と亜鉛の合金なんですよ。
話は変な方向に行っていまいましたが、砂張の銅鑼は貴重です。
音も何とも言えない良い音らしいです。
私もその音は聞いたことがないですが、良い銅鑼は砂張で出来ていることだけは覚えておいてくださいね!