『焼きの辛抱を身につけよう!』
今日はサンマの焼きを話しましたが
いかがでしたか?
賛同してくださっている方もいれば、俺はサンマを焼くためにこのブログを見ているんじゃない!
と言う人もいるかもしれませんね!
でも、皆さんをからかうために書いている訳では全くないんですよ!
これから実践となっていく焼きの「辛抱」と言う大事なテクニックを自ら体で学んで欲しいからなんです。
これはこのオヤジの実体験から来ています。
茶碗の納品に追われると、頭では「焼きの辛抱」が痛いほど分かっているのに焦るんです。
分からない内にドンドンフイゴを吹くスピードやペースが早くなったり、また棒を引くストロークが長くなったりしてくるんです。
そうなると結果は最悪です!焼きにムラが出来たりします。
まして、ここからが大事なことですが、以前にも話したと思いますが、茶碗の釉薬は茶碗の側面が融けてから、最後に見込みが融けます。
しかし、楽窯の性質上で茶碗の高台の中までは焼けたかどうか確認できないんです!
この高台内がその「焼きの辛抱」が出来なくなると、高台自体が融けすぎたり、また高台内の融けが甘かったり。
そうなると焼きは失敗となります。
日頃からサンマでも何でもいいです!
餅でも構いませんよ!
兎に角、「焼きの辛抱」だけは身につけておいてくださいね!