楽茶碗を作る時の茶碗の重さについて
光悦の赤楽茶碗で「雪峰」と言う茶碗がありますよね!
大きなひびを継いである茶碗です。
この茶碗、450g位の重さがあるんじゃないですかね?
今の楽茶碗に対する重さの感覚は軽いのが楽茶碗と言う感覚が大半を占めていますね!
でも、私は、茶碗の重さに決まりは無いと思います。
だから、楽茶碗=軽いと言う認識はしてほしくありません。
その形に合った、手の中でしっくりする重さ、自分の好みの重さ、自分が表現したい重さであって良いと思うのです。
それが、楽茶碗は軽いと言う固定観念がついてしまうと、心もと無い重さの茶碗となったり、意外性から外れた意味の無い重さとなったりしてしまいます。
ですから、皆さんが茶碗を作るときは、先ずは楽茶碗は軽いという考えは捨て去り、自分が落ち着く重さで作ってくださいね!