楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

黒楽茶碗と赤楽茶碗、どちらがお好き?

皆さんは、黒楽茶碗と赤楽茶碗、どちらが好きですか?

多分、どちらかと問われれば、黒楽茶碗と答える人もいれば、赤楽茶碗がいいと言う人もいると思います。

また、どちらとも言えなく、濃茶には黒楽でお薄には赤楽茶碗と答える人もいると思います。

私が聞かれる立場だと、どのように答えると思いますか?

私だとその答えは、「気分」で気が変わると答えます。

黒楽茶碗も赤楽茶碗もお茶には色合いとして合います。

そして、私は濃茶には黒楽茶碗、お薄には赤楽茶碗とは決めていないし、また決めたくもありません。

何回も言っていますが、製作者の感覚がどうしてもあるので、黒楽茶碗も難しいし、赤楽茶碗も難しい。

だから、双方の茶碗に対しての思いと言うか、好き嫌いは同等なんです。

強いて言うならば、日のある内は赤楽、日が落ちたら黒楽茶碗でしょうか!

皆さんは、どうですかねぇ?

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