楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

桃山時代のやきものに挑戦だ!

今、楽窯で簡単に楽茶碗のみならず、黄瀬戸、瀬戸黒、志野などが焼けないかを検討中です。その楽窯も七輪を改良した楽窯でです。なぜ、そんなことを考えているかと言えば、そんな気軽な窯が出来れば、皆さんが思い思いにやきものが出来ますよね!でも、簡単…

ミーハーなオヤジは深夜に勉強中

今、オヤジは深夜にファミレスで英語の勉強中なんです。ICレコーダー片手に猛勉強。若い頃と違い記憶力落ちまくりです。 歳は取りたくないですね!ミーハーはオヤジは、映画「96時間」で主人公のお父さんが使用していたICレコーダーがたまたまヤフオクに出品…

0からは大変だけど!

楽茶碗も、また同じ時期の志野、瀬戸黒、黄瀬戸、そしてちょっと下り織部と名前は違えど、名作はたくさんありますね!でも、それらをどのような釉薬を使い、どのように焼いたかは、余り資料が無いのが現実です。だから、窯や今に残る作品を観察しながら、過…

釉薬の配合の見つけ方

楽茶碗に限らず、やきものの釉薬の調合に於ては、いくら時間があっても足りなくなります。何故なら、料理と異なりやきものは結果が出るまで時間がかかるからです。通常楽釉薬に於ては、三種類以上の減量を調合して行きます。例えば三種類と限定して、一種類…

製作した茶碗は赤にする?黒にする?

茶碗を製作する時は、予めに黒楽茶碗を作るか、赤楽茶碗を作るか決めていますが、事前に決めていないことも多々あります。その場合は、出来上がった茶碗の形により、赤にするか、また黒にするか決めます。当然その場合は、茶碗の形により色を判断する訳です…

美濃の陶工の心粋

今朝早朝にアップした美濃の窯道具はいかがでしたか?作品ではないので、つまらないかもしれませんね!でも、当時の陶工たちの生きざまの遺品なんですよ!窯を焚く前には、必ず窯詰めと言って、窯の中に作品を詰めなければなりません。その窯詰めの如何によ…

『Youtubeに桃山時代の美濃の大窯の窯道具の動画をアップしました。』

今、桃山時代の大窯の窯道具の動画をYoutubeにアップしました。 ただの破片で作品ではありませんが、当時の職人が作ったものです。 よろしかったらご覧ください。 楽茶碗 迷雲 「楽茶碗と同時期に活動していた美濃の大窯。その窯道具達」 - YouTube

『名称が急に変わります』

先日NHKの番組で「聚楽第」はジュラクダイではなく、ジュラクテイと最近では呼ばれると説明していました。???何時から?知りませんでした!このオヤジだけが知らなかったのかなぁ!そう言えば大阪の堺にある仁徳天皇陵も今は大仙陵古墳とか言いますよね!…

『楽茶碗の焼成に温度計は必要無し』

やきものの焼成となると、皆さんは指標となる温度が気になりませんか?何度位で焼けるんだろう?とか、今何度なんだろう?とかね?それが普通の心理だと思います。でも、実際の楽茶碗の焼成に於ては、温度は関係ありません!要は自分が目標とする茶碗が焼け…

『結果は分からないけど、みんな頑張ろう!』

YouTubeのパートナーの件ですが、絶対にYouTubeの規約は厳粛したほうが良いと思います。今のYouTubeは広告収入で成り立っているGoogleですから、動画の普及により、より良い動画製作者の窓口を広げようと試みているみたいです。なので時流と言う訳です。まし…

『今が正に時流なり』

相棒がYouTubeに動画を一本アップしてYouTubeパートナーになれました!嬉しい吉報ですが、皆さんの中で、これからYouTubeに動画をアップしようと考えている人は、まず何でもアップしてYouTubeパートナーになってください。私自身もまだパートナーのメリット…

『現代陶芸技術を駆使しても出来なければ、答えは過去にあり!』

姫谷焼の窯道具は作品ではないので、少し専門すぎましたかね?でも、明日またアップする「美濃の大窯の窯道具」まで辛抱してくださいね!窯道具は余り情報が無いために、必要な人もいると思いますのでね!窯道具は何のヘンテツもありませんが、今に残る名品…

『姫谷焼のサヤ』は他の窯では見ない形です!

姫谷焼について、星印まで本当にありがとうございます!今朝アップした姫谷焼の窯道具ですが、破片ですので、なかなか全体像が把握できないと思います。姫谷焼のサヤは他の窯のサヤと異なり、高麗系の茶碗のような腰つきをしており、円柱形ではありません。…

『幻の姫谷焼の窯道具』をアップしました。

今、幻の姫谷焼の窯道具の動画をアップしました。 興味ある方は見てください。 楽茶碗 迷雲 「名品の陰に隠れた窯道具達(幻の姫谷焼)」 - YouTube

『昔の陶工の技術は凄いのです!』

今日は陶片の撮影をしました。昨日の「姫谷焼」と志野、瀬戸黒、黄瀬戸などの名品を焼いた「美濃の大窯」のものです。でも皆さんの期待にはずれてしまうと思いますが、当時の作品ではなくて、窯道具なんです。この窯道具は、日の目を浴びないと言いましたが…

冬は嫌いだ!

寒くなりましたねぇ~! このオヤジは若いこらから冬はきらいなんです。だから、この季節は何か今一つ動きが鈍くなります。でも、何か動いていたいので、今は完全防備です。頭にはポーラテックの帽子に、ボディーはプリマロフトのダウンというかジャケット!…

「アフリカの陶芸はなめたらいけません!」

2日前のブログでも話しましたが、アフリカの陶器作りには、衝撃をまだ受けています。陶器全般を頑張っている相棒と電話でも話しましたが、日本の陶芸界が雛壇に上がっている様じゃ、話になりません。アフリカでは、ただのオバサンが壺の破片をロクロ代わり…

『幻の姫谷焼』

今回は、幻の窯について話します。楽ではありませんが、たまには普通のやきものの話でもいいですよね?その幻の窯とは、広島県福山市の山間部にある「姫谷焼」です。この窯は日本三代色絵の産地の一つとなっていますが、余りにも現存している作品が少なく、…

『Would Wide』で行こうよ!

昨夜も英語圏への動画編集で頭の中は混乱状態です。この歳での英語は辛いです。でも言ったからには頑張っているオヤジです。若い皆さんは、日本人なんだから、英語は必要ない!なんて言わずに、英語で世界を相手に戦える日本人になってくださいね!1万アクセ…

『楽茶碗を焼くのは簡単!良い茶碗を焼くのは挑戦あるのみ!』

段々寒くなって来ましたね!インフルエンザも出てきたらしく、また大嫌いな季節がやって来ます。楽茶碗の製作は製作時には粘土は冷たく、焼く時は熱いという、この季節からは両極端になるんです。だからこれからの季節は嫌いなんです。今月の年が押し迫る28…

『このアフリカの陶芸技術は半端じゃない!』

YouTubeにてアフリカの陶芸のドキュメント動画がありました。アフリカの女性達が、ロクロ何か無くても、立派な陶器を作り上げています。まるで、日本における縄文時代の製作風景を連想させます。自分が製作する壺を周りながら、口縁作りをしたり、藁を大量に…

『常識は流動的でなければ』

先日紹介した「古田織部の正体」と言う本のP158に、「棗(ナツメ)をもって濃茶の茶入に使い、道具不如意の侘茶人を手軽く茶の湯へと誘い込もうとした千利休の提唱はまたたく間に茶人たちを得心させ、その流行は、利休没後の文禄から慶長初年まで続いた」とあ…

伝統は守るだけだはなく、オープンこそが伝統では?

昨夜は、また英語圏のYouTubeに日本の楽をアビールするために、動画を作りアップしました。黒楽釉薬の配合です。以前にブログでお伝えしたかどうか、忘れてしまいましたので、再度書いておきます。加茂川石は5鉛白は2白玉は1これが私の基本です。一般では…

ハインツのトマトケチャップにアッパレ!

何気なくハインツ「HEINZ」のトマトケチャップのキャップを見たら、凄いと思いました。何が凄いか?賞味期限がキャップに印刷されているからです。そして、キャップの指で開ける向きに印刷があるので、毎回使用時には難なく賞味期限の確認が出来るようにとの…

皆さん!ありがとう!

皆さん、あ、ありがとうございます!今、お陰様でこのブログが1万アクセスを達成しました!本当にありがとうございます!仕事とブログやYouTubeなどで全く手が空かず、星印を付けてくれている方々やコメントを入れて頂いた方には、全く星印の恩返しも出来て…

刺した犯人が分かりました!

昨日刺された蜂の犯人が分かりました。ネットで調べたら、オヤジと全く同じく、靴下履いた途端に中に潜んでいて、一刺し、また一刺しと二回も刺す犯人が!世の中同じような経験者がいるもんですねぇ~!その犯人とは、クロスズメバチ!刺されると激痛の蜂ら…

情報交換の重要性と切磋琢磨

英語圏のRAKUに対向するために、RAKUの外国の本を入手しましたが、外国のRAKUもやり方は多少違いますが、バカには出来ません!技巧的には、負けている感じを受けました。その訳は、技巧が優れている人々の人口数です。日本はプロとアマチュアの差が大きいで…

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