2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
本日、今度は軍服で!と言うリクエストを頂きましたので、現実では流石のオヤジでも無理なので、イラストで参上いたします!
茶道と禅は、エッチなエッチな一休さんから相交わるものとされていますね!茶道は分かりませんが、そもそも禅とは?他力本願ではなく、自力本願?人間には、悲しいかな108個の煩悩が備わっていますよね!このエロオヤジは108個の煩悩では、到底足らないんで…
皆さんは自分の楽茶碗は持っていますか?その茶碗をただ持っているだけで、また茶道のお稽古に使っているだけではなく、好きを超えて「愛していますか?」良い茶碗は段々とその良さが分って来るんですよ!男女間でも、ふと仕草や言葉にホの字なる時があるで…
昔の茶碗の飲み口は、なかなか分かりづらいのはご存知ですか?今の茶碗のようにすぐ分からない茶碗はたくさんあります。また口の当りが全く今の茶碗とは違います。全部ではありませんけどね!そこで、皆さんに対し唐突な質問をさせて頂きますが、「キスは上…
今日予定の座学も無事終わり、ホッとしているオヤジです。幹部の方のみの座学だったのですが、皆さん感性に優れ、各自、自分の感じたまま、また思ったままを言葉に出来る素晴らしい方々でした。内容が理解出来なくても、自分が感じたことを素直に言葉にする…
今日は居合刀を持って電車に乗っているんです。居合刀ですから、本物の刀ではありません。何故居合刀を持参しているかと言えば、茶碗の見方の座学で必要だからです。現代は一部を除き、利休以降は「商人の茶」が一般的ですね!でも、歴史には「武士の茶」が…
今日は茶碗の見方について講義です。 座学の聴衆者の方々が喜んで頂けたら嬉しいのですが、どうなることやら。茶碗の見方というのは、凄く漠然としており、マクロとミクロがあります。そのマクロとミクロも私の見方は一般的ではありません。誰々が持っていた…
今日からKING JIMのショットノートを使いイラストを入れられるようになりました。スマホ頑張ってます。下手なイラストですが、これから言葉にしにくい内容はイラストを使えるので、少しはましになるかもしれません?楽茶碗の工程を言葉だけで伝えるのは、本…
昔から一楽、二萩、三唐津なんて言いますよね!茶道では、楽茶碗がとにかく一番いいんですかね?オヤジには分かりません。楽茶碗にしても、萩茶碗にしても、そして唐津茶碗にしても、良いものは良いのに!オヤジは茶道をしていないので、大きな口は叩けませ…
楽の中で、楽焼の香合を作りたい皆さんもいるかな?赤楽でも黒楽でも良いのですが、香合の合口(あいくち)をどう焼くか、という疑問がある人もいると思うので、今回は合口のある物の焼き方を説明します。本体と上蓋の合口の釉薬を剥がしていれば、重ねて焼…
シンドイ焼成がやっと終わり、これから窯から茶碗を出す。火鋏で茶碗の正面を避けて、しっかり茶碗を掴んで窯から出しますよね。(道入は意匠としてあえて茶碗正面に鋏跡を付けているものもある)そして、棚板などの上に茶碗を置きます。真っ赤というか、黄…
黒楽茶碗の施釉の仕方に「肌打ち」と言うと技法があります。黒楽茶碗の施釉は通常の楽茶碗と異なり、釉薬を厚めに塗りますが、この「肌打ち」は厚さを出すために使う技法では無く、茶碗に表情を付けるための技法です。ます、通常に3〜4度釉薬を均等に茶碗に…
下の写真は見にくいですが、紙バインダーです。私がいつも多用している紙バインダーです。普通、仕事などで使う紙バインダーはバインダー中央に止め金具が付いていて、本のように紙を綴じますよね?わたしは、アメリカ式にしています。 舶来に凝っている訳で…
利休の切腹後に茶頭となったのは、古田織部ですよね!この織部の沓茶碗と楽茶碗は何故か親戚通し、て言うか兄弟みたいなものです。形は全く違いますが、意匠が同じなんですよ!黒織部や織部黒茶碗の高台や高台脇の土見せ部分を良く見てください。土見せ部分…
茶道となれば、まずは利休となりますよね!茶の湯を確立したのですから、私もそれは納得しています。でも、秀吉のオッサンが凄く気になるんですよね!派手好きだとか、成金モードでみられていますが、茶の湯に関しても相当の数寄者ではないのかな?と思うの…
楽茶碗が割れる原因は、使用中の破損は別にして二つあります。一つは「冷め割れ」です。この「冷め割れ」は焼成完了直後に起こります。もう一つは、「残留応力による割れ」です。この割れは焼成後から時間がある程度経ってから起こります。どちらの割れも、…
楽茶碗の焼成を何回も行うと、何となく作業工程が分ってきます。しかし、火の感覚はなかなか把握するまで、時間がかかります。その訳は、毎回の気温や湿度、また炭の入荷時の品質に左右されるからです。その差はとても大きく、前回の焼成進行と全く異なる焼…
何かもうすっかり秋の気配ですね!今年の夏はもても短く感じます。さて、今回は「火床」の話し。この「火床」とは、楽窯や七輪楽窯でも焼成をする前のいわゆる「種火」にあたります。この「火床」作業をしっかり行わないと、後々焼成が上手く行かなくなり、…
今日のブログは炭、炭、炭のオンパレードになってしまいました。これから焼く人にはためになるかもしれませんが、他の方には全くつまらない内容ですいません。楽茶碗に関しては、兎に角細かい事が多すぎです。だからわたしも何か楽茶碗が変ですけど、大嫌い…
そして最後になりますが、量販店で一番入手しやすく、安い炭のマングローブ炭を説明します。一般にはキャンプ用みたいな感じで販売されている炭です。大体がマレーシア産。水際などに生息するマングローブからできている炭ですが、この炭も黒炭です。燃焼は…
黒炭である「松炭」の説明をします。この炭は普通には手に入りにくい炭です。勿論、材木は松から出来ています。黒炭ですので、燃焼は早く、材質が松ですので、ナラ炭より燃焼早く、火力も強い炭です。そのために、刀を作るときに使う炭なのです。また、松な…
備長炭(備長炭のオガクズ成形炭)の説明に入ります。名の通り、この炭の木材は木材加工で出たオガクズを固めて作った(白炭)です。白炭だから一般名の「備長炭」と言っています。この炭の特徴は炭の形状にあります。四角い竹輪のように真ん中に穴がある炭…
ナラ炭(黒炭)の説明をします。材木はナラで作る炭です。岩手産が多いです。この炭は黒炭ですので、木材の発揮成分がまだ少しは炭に残っているため、燃焼が早く、温度を上げる時は楽です。しかし、その分匂いや煙は備長炭より多いです。また、炭切りは木目…
楽茶碗の焼成に使う炭の細かい説明に入ります。まずは、備長炭(白炭)である「ウバメガシ」から。木材はウバメガシと言う木で作られている白炭です。特徴は作る木材にもよりますが、案外細めで、そのために炭切は楽です。しかし、このウバメガシ備長炭は兎…
楽茶碗の焼成に必要な炭について説明します。炭と言ってもいろんな種類があるので、連載しますね!では、今回は炭についてに描きます。炭は大きく分けて、「黒炭」と「白炭」があります。この区別は炭の作り方により分かれ、800〜900度で木材を焼いて、それ…
今日の最後になるブログは、便利で安くて、イザという時に役にたつハサミの紹介です。米軍のメディク(衛生兵)が現在使用している緊急治療用のハサミです。日本の救急救命センターでも使われているハサミです。その同型が100円ショップのキャンドゥで手に入…
長次郎作品の赤楽代表作「無一物」。この赤楽の難しさは半端では無く、細かい事を話したら切りがないので、江戸時代の赤楽と全く異なる事を書きます。まずは造形からです。茶碗内側の作りです。茶碗の内側の側面は中央に境があり、上を茶巾ずり、下を茶筅ず…
楽茶碗を持つ時は、どのように茶碗を持ちますか?「割持ち」ですか?「仰ぎ持ち」ですか?今の茶道では大体「割持ち」ですね!左の上に茶碗をのせて、右手で茶碗の側面を優しく支える感じ。でも、昔の茶碗を持つと、明らかに「仰ぎ持ち」だったような茶碗も…
黒楽茶碗の焼成には必ず必要なフイゴ。 何故フイゴが必要かと言えば、フイゴが無ければ温度が上がらず、加茂川石を融かせないからです。その絶対不可欠なフイゴの吹き方ですが、昔から「太鼓吹き」、「灰落とし」など、いろいろな吹き方があります。焼成中は…
楽茶碗の焼成に欠かせない炭ですが、買ってきて、そのままの炭の大きさでは使えません。3✖3センチ位の大きさに炭を切ります。何故切るか?炭の量に対して表面積を上げるために切ります。表面積が上がれば、酸素とせっする面積が増えるので燃焼が速やかになる…